快走!フランス北半分を走る!【10】
パリからぐるっと一周、3000キロ レンタカーの旅 (2014年4月)
ブルゴーニュ地方に別れを告げ、ついにロワール地方にやって来ました。ロワール川に佇む静かな街、ラ・シャリテ=シュル=ロワールの街を超えるとそこはもう「フランスの庭園」・ロワール地方です。とりあえず、世界遺産に指定されている大聖堂の街、ブールジュを目指します。
13日目 ラ・シャリテ=シュル=ロワール〜ブールジュ |
ラ・シャリテ=シュル=ロワールの街を出発!
サント=クロワ=ノートルダム教会の大聖堂(左)と教会のファサード(右)。「フランスのサンティアゴ=デ=コンポステーラへの巡礼路」の一部として世界遺産に登録されています。
右手にロワール川を見ながら走っています。
ロワール川沿いに佇むラ・シャリテ=シュル=ロワールの街。
ここだけの話ですが、厳密に言うとこの街はまだブルゴーニュ地方です。ロワール地方はこのロワール川を越えたところから始まるのです。
そして今、まさにロワール川を超えました。
ロワール地方へ入ってきて、最初の一枚。
まさに肥沃な大地といった感じです。
ああっあー!!いきなり古城のような城館のような建物を発見!!
このような小さなお城が頻繁に登場してきました。
いかにもロワール地方といった感じです。
ちょっと入ってみたかったのですが、なんだか個人の私有地みたいな雰囲気でしたので、入らず敷地の外からのぞき見を・・・。ぐっと僕好みな小さな城館です。
N151号線をさらに西へ。ロワール地方に入っても安全運転で。
あとはこの地方の中心都市、ブールジュの街を目指して一走り!
ブールジュの街に入っていきなり大聖堂が見えてきました。かなり規模の大きな大聖堂ですので、街のいたる所から見えます。世界遺産、ブールジュ大聖堂、別名、サン=テティエンヌ大聖堂です。ただし残念ながら修復中でした。
とりあえず大聖堂へ。
ブールジュのサン=テティエンヌ大聖堂は世界遺産に指定されています。
ファサード部分が高さ43mのあまりにも巨大な大聖堂で、ロワール以南で最初の大聖堂です。
西側ファサード部分。 南側入り口ティンパヌム。
身廊から祭壇方向を望む。 祭壇部分と2階3階のステンドグラス。
二重のフライング・パットレスでより強固な支えになり、高い部分にもステンドグラスが設置可能に。
ブールジュ大聖堂内のステンドグラスは量質ともに素晴らしいものでした。
色鮮やかなステンドグラスには、主に聖書の一節が描かれてありました。
ステンドグラスをアップで撮影。 シルバーの聖母子像。
訪れた時はすでに西日が強烈に差し込んでいて、ステンドグラスの色彩がより鮮やかに変化し、大聖堂内奥深くへ光が浸透していました。
大聖堂北側入り口部分。
翼廊を持たない斬新なゴシック様式の大聖堂です。
大聖堂付近の街の様子。
大聖堂の周りは小さな商店やレストランが何軒かありましたが、とても静かでした。
メイエット通りとブルボーヌ通りの交差点。
古い木組みの家が多く並んでいましたが、明らかにアルザス地方などとは異なるデザインでした。
ここは小さなパティスリーのお店といった感じでしょうか。
ミシュレ通りとブルボーヌ通りが交差する場所に、小さな本屋さんがありました。アネピーが何やら一冊購入。
いつものように路上駐車が多いです。
大聖堂脇のブルボーヌ通りをゴルデーヌ広場方面へ。
ブルボーヌ通りはとても狭く一方通行になっていますので気を付けてください。
午後8時ぐらいですので、もう人通りもまばらです。
ゴルデーヌ広場に近づくにつれ、緩やかな下り坂になっています。
そろそろお腹がすいてきたので、適当なレストランを探してみます。
夕暮れ時になってきましたので、街の明かりが点き始めてきました。
ついにゴルデーヌ広場に到着しました。
レストランやバーなどが多くあり、さすがにここには結構人がいました。
三角の屋根の家が並んでいましたが、角の家はちょっと面白い形になっています。
このあたりで夕食を。
明日はいよいよロワールの古城めぐりへ出発です。
つづく
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