AOPY の世界遺産訪問報告
                                     フランス旅行記
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快走!
AOPYフランス北半分を走る!【11】

   パリからぐるっと一周、3000キロ レンタカーの旅     (2014年4月)

ロワール地方を軽快に走っています。この地方はフランスでも最も肥沃な地方で、「フランスにない野菜はない。」と言われるほど実り豊かな地方です。そのためかその昔、王侯貴族がこぞって優雅なお城や城館を建てました。美しい田園地帯の中に次々とルネサンスのお城が登場してきます。それらのお城を訪ねる旅、「ロワール川の古城めぐり」の始まりです。できるだけ効率よく周ってみたいと思います。そのあとはシャルトルの街まで一気に駆け抜けていきます。


 14日目 ブールジュ~シュノンソー~アンボワーズ~
       ブロワ~シャンボール~シャルトル

朝8時、ブールジュのホテルを出発!これから「ロワールの古城めぐり」に出かけます。とりあえず、シャトルー方面へ。
高速道路A71号線を使えば早いのですが、ここは一般道で牧歌的な風景を堪能します。
ど~でもいいことですが、シャトルーの綴りの最後に「X」が付いていますが、最近つけない傾向にあるそうです。シュノンソーには最近付けないようになっているはずです。

ヴィエルゾンの町にやって来ました。
いきなり古城のようなメゾンを発見!
さ~さ~ぁ、もう始まりましたよ~!!
Maison Médicale de la Noueと言うそうです。

高鳴る心を抑えながら、ここは落ち着いて最初の目的地、シュノンソーまで安全運転で。
D976号線を西へ!


ヴィエルゾンの町を過ぎてからはロワール川の支流、シェール川に沿って走ります。そのためか、シャトール=シュル=シェールやヴィルフランシュ=シュル=シェールなど、何とかシュル=シェールという名前の小さな町が数多く登場してきます。







 

ノワイェ=シュル=シェールの町を通過し、D976号線のサン=ラザール通りを走っています。
左へ行けばサン=テニャン、右へブロワ方面。ここは直進してトゥールとモントリシャール方面へ。


高速道路A81号線の下をくぐったら、間もなくヴィエルゾン道路と呼ばれるD176号線へ乗り換え、そのまま直進して目的地、シュノンソーまで一気に走ります。シェール川と鉄道の線路に沿って行きますので、非常にわかりやすいと思います。


モントリシャールの町に到達。ここまで来れば目的地、シュノンソーはすぐそこです。

この町はこのあたりでは比較的大きな町みたいです。


つ、つ、ついにシュノンソーの標識を発見!!
あ、やっぱりシュノンソーの綴りの最後に「X」がありませんね。最近フランス語も無意味な「X」を付けないのがおしゃれとか。僕は付いていたほうがおしゃれに見えますが・・・。それは僕が日本人だからでしょうね。

シェール川に沿って、とてものどかな風景が展開していました。

何やら東南アジア風の門を発見!!


D176号線をさらに西へ。
あくまでもシェール川と鉄道に沿って。
シセ=アントレーヌ、ラ・グラフィニエールの町を通過して・・・。


シソーという可愛らしい小さな町を通過。


朝10時、ついにシュノンソーの町に到着!

はやる気持ちを抑えて、最後まで安全運転で。











つたの絡まる建物が多くあり、このシュノンソーの町もちょっとおしゃれな感じでした。


車を駐車場に止めて、ここからは徒歩です。この森の向うにシュノンソーのお城があります。
いよいよ「ロワールの古城めぐり」の始まりです!!


うわあああああああああああ!!
キタああああああああああああ!!
ついにシュノンソー城に到着!
今回、何と21年ぶりの訪問です。



カトリーヌの庭からシュノンソー城を望む。左はマルクの塔。

先ほどのロワール川の支流であるシェール川に架かる、本館部分であるディアーヌのアーチ橋。










それでは館内に入っていきましょう。
フランソワ1世の紋章である火トカゲ(サラマンダー)のデザインが施されたマントルピース。


2番目の城主、ディアーヌ・ド・ポワティエの居室。

壁にかかっている絵画も、ルネサンス風ですね。
壁のデザインもおしゃれ!


フランス革命当時、この城を救った5代目城主、マダム・デュパンの肖像画。
ヴォルテールやルソーなどの啓蒙思想家や哲学者、芸術家などと親交を深め、この肖像画通り、知的で教養の高い女性だったそうです。宮廷サロンの先駆者とも言われています。



地下にある台所。
当時の食器や調理用具類が数多く展示されていました。










食器棚。
フランスの田舎風で、今使っても可愛らしくていい感じですね。










      
 城内にある礼拝堂。                    ちょっと変わったデザインのステンドグラス。

ディアーヌの庭園よりアーチ橋を望む。
桟橋が見えます。ここから優雅にボート遊びでもしていたのでしょうか?






                                        

そろそろシュノンソー城ともお別れの時間が近づいてきました。
1513年、カトリーヌ・ブリソネにより建設され
以降6人の女城主によって守られてきました。正に「貴婦人の城」という異名をとるにふさわしい優雅で美しいお城でした。

正午ごろシュノンソー城をあとにし、アンボワーズ城へ。


20分位でアンボワーズの町に到着。
駐車場も道沿いに数多くありとても快適でした。

町にはいたるところの花が植えられていて、より一層、エレガントな雰囲気を醸し出していました。

お城の前にはおしゃれなカフェやお土産屋さんが軒を連ねていました。

ついにアンボワーズ城に到着。

アンボワーズ城本館部分。
15世紀末から16世紀初頭にシャルル8世とフランソワ1世の時代に王の居城となりました。
多くの芸術家や知識人たちが集まり、レオナルド・ダ・ヴィンチもその一人で、3年間このアンボワーズで暮らしました。


       
  お城の敷地内にあるサン=ユベール教会。教会にはレオナルド・ダ・ヴィンチのお墓がありました。

 
 お城は高台にあり、アンボワーズの町が見渡せました。

王の居城棟、2階部分、会議用ホール。
豪奢な円柱列で二分され、天井は尖塔アーチのようになっています。


16~17世紀ごろの王の居城棟2階部分。
このころのインテリアの特徴は、大きな家具が壁に付けて置いてあります。壁には巨大なタペストリーが掛けられています。


王の寝室。












ルイ=フィリップの居室。
19世紀に入ると、家具は小さくなり、中央に置かれるようになります。
気品のあるサロンといった感じです。



壁の色も華やかで明るくなっています。












壁にはタペストリーではなく、大きな肖像画が掛けられるようになってきます。


音楽の間。
ピアノとハープが置いてありました。












 
 アンボワーズ城より町とロワール川を望む。周辺の眺望も素晴らしいものでした。

午後1時半、アンボワーズを後にし、次なる目的地、ブロワの街を目指します。

つづく 










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