AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス北半分を走る!【14】

   パリからぐるっと一周、3000キロ レンタカーの旅     (2014年4月)

ついにモン・サン=ミッシェルにやって来ました。サン=マロ湾に浮かぶ小島に聳え立つ修道院は、その神秘的な姿から「西洋の驚異」と讃えられ、年間300万人が訪れるフランス最大の観光地となっています。2005年から大掛かりな堤防と堆積した土砂の撤去工事が行われていて、来年(2015年)完成ということです。完成されれば本来の美しい姿が取り戻されることでしょう。


 16日目 モン・サン=ミッシェル

朝9時、モン・サン=ミッシェル付近のボーヴォワールの村にあるホテルを出発。新しく完成した巨大な駐車場に車を止め、いよいよモン・サン=ミッシェルへ。写真は駐車場から見たビジター・センター。

新しくできたモン・サン=ミッシェルのビジター・センター。情報収集はこちらでできます。

ビジター・センター付近には、ホテルやレストラン、お土産物屋さん、はたまたスーパーマーケットまでなんでもあります。

この無料バスに乗って、モン・サン=ミッシェルの手前まで行けます。途中、クエノン川河口のダムも停まります。バスは電気自動車で、外装は木でできており、こんなところまで環境に配慮したことが伺えます。

 
  クエノン川河口のダムからモン・サン=ミッシェルを望む。(前日の夕方に撮影)


バスを降りてかつての堤防部分を5分ほど歩きます。一応、新しい橋はできているみたいですが、堤防と堆積した土砂はまだまだ撤去するのは程遠いといった感じでした。
かつてモン・サン=ミッシェルの前にあった駐車場はなくなっていました。

入り口付近まで到達しました。修道院を仰ぎ見ています。修復工事中のところもかなりありました。

この門をくぐって、いよいよモン・サン=ミッシェル内部へ。

第一の門をくぐるといきなりお土産屋さんやレストランが立ち並んでいます。
写真は有名なオムレツ屋さん。もちろん、入っていません。
(^^;


オムレツ屋さんの先に、モン・サン=ミッシェル内部への侵入者を防ぐために作られた、「王の門」があります。ただし、1992年に復元されました。


「王の門」をくぐって、門前町へ。
ちょっと、誰もいませんが・・・。


右手の階段を登って、城壁の上から門前町を俯瞰。



いかにもノルマンディー風といった感じの、石造りの建物が並んでいます。



     
門前町の細い上り坂には、お土産屋さんやレストランなどがびっしりと並んでいました。

     
坂の頂上には修道院付属教会があります。     要塞のような教会の入り口。

修道院付属教会堂は1023年から1080年頃の建設。教会の尖塔部分には聖ミカエルの像が取り付けられています。

  
西側テラスから修道院付属教会堂を望む。  テラスからはサン=マロ湾が一望できます。

モン・サン=ミッシェル頂上から見た堤防工事の様子。
来年、この堤防部分と土砂がすべて取り除かれ、細い橋のみで陸地とつながります。それによって海流を自然な状態に戻すことができます。









     
教会堂内部。                        パイプオルガン。

教会堂の横には、ラ・メルヴェイユ(驚異)の最上階部分にある回廊があります。こんな高いところに回廊があるなんて驚きですね。まさに、メルヴェイユです。

回廊は僧院へとつながっていて、修道士の方々が瞑想した場所でもあります。











最上階部分にある、修道士たちの食堂。
僧院は三層からなっていて、上から最上部が聖職者、2番目が貴族、3番目が平民を表しています。










2階部分にある、「騎士の間」。
僧院は上から下に見学するようになっています。


    
非常に厳かな雰囲気の礼拝堂。           この滑車を使って下から荷物を運んでいたそうです。

    
天井部分の梁が特徴的です。            この階段を下っていきます。


1階部分にある布施分配所。
ここで平民の巡礼者の宿泊場所や食事を提供していました。











修道院を下って行くとサン=ピエール教会があります。











先ほどの修道院付属教会に比べ、とても小ぢんまりした教会です。西暦708年、このモン・サン=ミッシェルの小島に修道院を建てよ、というお告げをした大天使ミカエルを祭っています。










     
大天使ミカエルの像。                  教会内のステンドグラス。

モン・サン=ミッシェルの中腹あたりからサン=マロ湾を望む。満潮時はこのあたり一帯は海になります。

修道院の入り口付近からの眺め。












町は城壁に囲まれており、その城壁の上を歩けるようになっています。海や町の様子を見ながら散歩できるようになっていて、眺めもとてもよかったです。

城壁から修道院と修道院付属教会堂を仰ぎ見る。

     
城壁の階段。                     城壁を通って、門前町の入り口付近まで戻ってきました。

そろそろモン・サン=ミッシェルともお別れです。
まだシーズンではありませんので、観光客も少なくとても静かで、ゆっくりと散策できました。


帰る途中、堤防工事現場から振り返ると、教会堂が威容を誇り、フランス国旗がはためいていました。時代が変わっても、巡礼者の方々のこの地に対する想いは、永遠に変わることはないでしょう。



夕日に浮かび上がるモン・サン=ミッシェルのシルエット。



その夜、ひとりでこっそり夜景を撮りに戻ってきました。

つづく 


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