快走!フランス北半分を走る!【5】
パリからぐるっと一周、3000キロ レンタカーの旅 (2014年4月)
今日はアルザス地方です。ナンシーを出発してアルザス地方へ入ると、ドイツ語風の地名が目立ってきます。そして次第に家々や風景もがドイツ風に変化してきました。
朝8時半、ホテルから徒歩で世界遺産に指定されている3つの広場のうち残る一つ、アリアンス広場へ。ど〜見ても普通の広場でした。
ナンシーの街を後にし、高速道路A33号線に乗ってストラスブールの街を目指します。
ナンシーの街を出る時、一つ右斜め前の車が人をひきそうになって、急ブレーキを踏んだため、後続車が追突するという事故を目撃!この国では歩行者が強引に横断しようとするので、注意が必要です。
高速道路A33号線は途中で終わっていて、一般道を走ります。途中菜の花畑で癒されます。
のどかな田舎の風景が続きます。前方に小さな教会が見えてきました。
街道沿いには可愛らしい教会のある、小さな村や町が点在していました。
今日も安全運転で快調に飛ばしています。
そろそろロレーヌ地方ともお別れです。
ファルスブール付近で高速道路A4号線に乗るべきですが、ここは一般道をそのまま走ってのどかな風景を堪能します。
この緑の丘陵地帯を超えると、そこはアルザス地方です。
午前10時10分、アルザス地方へ入ってきました。
途中で立ち寄ったサヴェルヌという小さな町。特に何もありませんが、とてもきれいな住宅街がありました。
市街を見渡せる小高い丘の上に、こんな感じのおうちが並んでいました。
サヴェルヌの町を後にして、今度は高速道路A4号線に乗って今日の宿泊地、ストラスブールまで一気に行きます。ここは右折します。
午前11時45分、ついにストラスブールの街に入って来ました。
アルザス地方の中心都市ですので、かなり大きな街なのですが、ゆっくりと流れるイル川の水面に、穏やかな街の表情が映っていました。
とりあえず、街を軽く一周して、ホテルへチェックイン。
ホテルにチェックイン後、とりあえず世界遺産地区である旧市街地、グラン・ディルを目指します。
この街の最大の観光地区、プティット・フランス。
漆喰と木組みの家々が、イル川沿いに立ち並んでいました。
とりあえず、ランチのできるレストランを探して歩きます。
ところどころ修復中の家がありました。かなり古い家々いなので、メンテナンスも大変でしょう。
基本的には壁は大体白ですが、中にはカラフルなものもあります。
このあたりがメイン・スポットみたいです。
平日なのですが、レストランはどこも満員でした。
かと言って、すいているところはアレですし・・・。
とりあえず、黄色の壁のレストランでランチを・・・。まあ、いつものように味はアレでしたが・・・。
今度はイル川沿いを散策。昼食後もひたすら歩き続けます。
イル川沿いに遊歩道が取り付けられてありました。
こちらの家々はかなりカラフルな壁です。
川の上の遊歩道からはストラスブールの典型的な風景が堪能できます。
イル川沿いを散策。
プティット・フランス地区を後にし、川沿いを歩いていると、路面電車が橋を渡っていました。
いも虫みたいな路面電車でした。
今度はストラスブール大聖堂のほうへ向かって歩きます。赤茶色の外観が特徴的です。
身廊から西側正面バラ窓方向を望む。 見事なパイプオルガン。
バラ窓とランセット窓。 聖人をデザインしたステンドグラス。
ステンドグラスはどれも素晴らしいものばかりでした。
大聖堂内にある天文時計。 祭壇。
西側ファサード部分のティンパヌム。 緻密な彫刻で彩られていました。
南側部分。ヴォージュ山脈から採掘された赤色砂岩で建造され、独特の色合いを出しています。
大聖堂の隣にあるロアン宮。
18世紀にストラスブール大司教だったロアンが住んでいた宮殿で、現在は美術館・博物館となっています。
大聖堂裏手からまたまたイル川沿いを散策。
ハクチョウを追ってまたまたグラン・ディルへ・・・。
かなり西日が強くなってきました。
プティット・フランスまで戻ってきました。
水面に家々が美しく映っていました。
夕日が沈みかけてくると、だんだんおなかがすいてきました。
適当なレストランを探して徘徊中。
右側のレストランでディナーを・・・。プティット・ヴェニスってイタリア料理か!!
夕食後、食後の運動を兼ねてまたまた歩きます。
とても小ぢんまりとした地区ですので、道に迷うことはありません。
夜9時、ちょっと早いですがホテルへ・・・。
明日はブザンソンを経由してブルゴーニュ地方のディジョンまで行きます。
つづく
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