快走!フランス北半分を走る!【8】
パリからぐるっと一周、3000キロ レンタカーの旅 (2014年4月)
今回はディジョンの街から出発して、ブルゴーニュ地方の田舎を周ります。緩やかな新緑の丘陵地帯を登って下って・・・。小さな村々や教会や修道院など、なんと言っても美しい田舎の風景を堪能しながらのドライブです。途中気に入った村に立ち寄る欲張りな旅となるでしょう。今日も安全運転で、軽快に走ります!
12日目 ディジョン〜フォントネー〜モンバール〜
スミュール=アン=オーソワ〜アスカン〜
ヴェズレー〜ラ・シャリテ=シュル=ロワール |
朝7時半、ディジョンのホテルを出発。
高速道路に乗ろうかと思いましたが、ここはやはり田舎道を通って、ブルゴーニュの風景を堪能したいと思います。
今日最初の目的地のフォントネー目指して安全運転で。とりあえず、トロワ方面へ直進です。
田舎道を適当に走っていたら、いきなり菜の花畑が一面に広がっていました。春の日差しを浴びて、美しく輝いていました。
ダロワの村に差し掛かりました。
D971号線を北上しています。途中小さな村々を通り過ぎて行きます。
このような田舎道が延々と続いていました。お天気もいいし最高のドライブ日和です。
ヴァル=シュゾン・オーの村に差し掛かりました。
緩やかな緑の丘を越えたら、はるか前方にセストルの村が見えてきました。
緩やかな坂道を下っていると、丘の上にサン=マルタン=デュ=モンの小さな教会が見えました。
ご覧いただけますでしょうか。はるか前方の丘の上に、風力発電のプロペラが何基も並んでいます。エコに大変力を入れていることがわかります。
サン=セーヌ・ラベイという村です。村の真ん中に教会の尖塔が見えます。
このあたりはパリを流れるセーヌ河の源流地域ですので、何とかセーヌという地名が多いです。
サン=セーヌ・ラベイの村を通り過ぎたら、牧畜関係のサイロと倉庫みたいなものが見えました。のどかな農村地帯であることがわかります。
D971号線を快調に飛ばしています。
シャンソーの村にやって来ました。
クルソーの村を通過します。
ほとんど人が歩いていませんでしたが・・・。
青空と菜の花畑が美しいコントラストを奏でていました。4月中旬ですが、昼間は汗ばむほどの陽気です。
そろそろD971号線ともお別れです。
ここで左折して、D6号線に乗り換え、モンバールの町を目指して一走り!
D971号線よりもさらに田舎道、このD6号線はさらに美しい風景が展開していました。
太陽が高くなるにつれ、日差しが強く差し込んできましたが、道の両脇の木々が、とても涼しげな木陰を作ってくれていました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、緩やかな勾配を下っています。心地よいドライブです。
このあたりから、D19号線に道路名が変わっています。
リュスネ=ル=デュックの村付近を通過。菜の花畑に埋もれた村っといった感じです。
このあたりはブルゴーニュ・ワインの産地だそうです。もちろん今は季節外れではありますが・・・。
フレンヌの村。
間もなくD905号線に合流して、ファン=レ=モンバールの町が見えてくるはずです。
ファン=レ=モンバールの村まで来ました。
モンバールと今日最初の目的地、フォントネー修道院の表示が現れました!
小高い山の中腹まで上がったところで、午前10時ごろ、ついに世界遺産・フォントネーのシトー会修道院に到着!
ファサードのアーチからちょっとのぞき見を・・・。
森の中の修道院構内は静寂に包まれていました。
付属教会。 シンプルなステンドグラス。
修道院の裏手には美しい芝生がありました。
あくまでも華美な装飾を一切排除した、厳格なシトー会らしい簡素な修道院でした。
鉄を作っていた鍛冶場。水車を動力にしているみたいです。
鍛冶場のある建物の横には、水車がありました。今も動いていました。
池の後ろ側に小さな滝が流れ、美しい修道院と大変マッチしていました。
午前11時、修道院を後にして、次なる目的地、スミュール=アン=オーソワの町を目指します。
モンバールの町が近づいてきました。この界隈では一番大きな町です。
あっ!何か塔のようなものが見えます!!
小高い所からちょっとモンバールの町を眺めます。小さな町ですが、なかなか良さそうな町ですね。
古い家並みと青空がよく似合っています。
町の中心にあるビュフォン公園の教会のような、お城のような・・・。
右側の塔はL'aubespinと言うそうです。
モンバールの町はこの辺で・・・。
午後11時30分、それではスミュール=アン=オーソワの町を目指して出発!
ここは左折してアヴァヨン方面へ。
モンバールの町よ、アヴァヨン!っていう感じです・・・。
モンバールの町を出発して、D980号線を一路南へ。
シュヴィニーの村を過ぎたら・・・。
あっ!何だかおとぎ話に出てくるような町がぁ!!
午前11時40分、ついにスミュール=アン=オーソワの町が前方に見えてきました。
つづく
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