AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス南半分を走る!【11】

   ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅  (2014年9〜10月)

今日はエクス=アン=プロヴァンスを出発して、ノストラダムスが晩年を過ごし、あの有名な「諸世紀」を書き上げた場所、サロン・ド・プロヴァンス、そしてリュベロン地方の小さな村々を訪れます。今から20年ほど前にピーター・メイルの「南仏プロヴァンスの12か月」という本を読んで、こんな素敵な場所をいつか巡ってみたいと思っていました。ブドウ畑に囲まれた牧歌的な風景、山の斜面に張り付いた中世の村、豊かな食文化、そして温かい人々・・・。そんな素晴らしい土地を今から訪れることにします。「フランスの最も美しい村」に登録されている村々も数多くあり、とても楽しみです。それでは安全運転で今日も元気に走ります。


 13日目 エクス=アン=プロヴァンス〜サロン・ド・プロヴァンス〜
       メネルブ〜ラコスト〜ボニュー〜ルールマラン〜アンスイ〜
       ジュリアン橋〜ルシヨン〜ゴルド〜セナンク修道院〜
       アヴィニョン 


朝8時半、エクス=アン=プロヴァンスのホテルを出発。最初の目的地、サロン・ド・プロヴァンスを目指します。










今日はかなりの場所を訪問しますので、高速道路A7号線を使って時間を節約します。


午前中は雨が降っていました。何とか止んで欲しいのですが・・・。

エクスからサロンまでは約40q足らず。昨日のマルセイユからエクスまでの距離とほぼ同じですね。

朝9時40分、あのノストラダムスが晩年を過ごした、サロン・ド・プロヴァンスの街に入って来ました。なにやらお城のような館を発見!

13世紀建造のサン・ミッシェル教会。
アンペリ城の丘のすぐそばにあり、ノストラダムスが結婚式を挙げた教会として有名です。


街の中心にある丘に、中世の時代に建築されたアンペリ城が建っていました。現在では武器の博物館になっています。
1564年、フランス国王シャルル9世とノストラダムスの会談が行われた場所です。


旧市街地にある、とても趣のある渡し廊下。
ノストラダムスが歩いて来るようです・・・。



     
この街のシンボルである時計塔は、街の至る所から見えます。

     
建物の壁にノストラダムスの絵が描かれていました。こちらは現代的な彼の像。

  
彼の住んでいた家は現在博物館になっていました。様々な遺品やろう人形が展示されていました。


1555年7月に行われたフランス国王アンリ2世との対話のシーン。この時、カトリーヌ・ド・メディシスと4人の息子にも面会しています。


  
彼の直筆の書。                            館内の壁に「諸世紀」の詩がありました。

  
樹齢何百年?という木の泉。水が湧き出ていました。      オルロージュ(時計)通りからの眺め。 

  
朝11時前、サロン・ド・プロヴァンスの街を出発。カヴァイヨン方面に向かい、リュベロン地方へ。


オルゴンの町を通過する直前に、山の上にノートルダム聖堂が建っているのが見えました。

マルセイユからパリに至る高速道路A7号線は別名「ソレイユ高速道路」と言います。まさに、太陽の道ですね。
カヴァイヨンの出口で降ります。


  
カヴァイヨンで降りたら、今度は東に進路を取り、D2号線を使ってリュベロン地方へと向かいます。

D2号線からモベックの村あたりで、今度はD3号線に乗り換え、リュベロン地方最初の訪問地、メネルブの村を目指します。

お〜!ブドウ畑が広がっています。
ついにリュベロン地方へとやってきました。


ブドウ畑の向うの山の上に、メネルブの村が見えて来ました。


12時20分、ついにメネルブの村に到着。
メネルブの村は「フランスの最も美しい村」に登録されています。今回の旅で2村目です。
村の入り口に例の看板がありました。間違いはありません。


  
14世紀初頭に建てられたゴシック様式の教会があります。   とても素朴な教会でした。

  
「南仏プロヴァンスの12か月」の作者、ピーター・メイルが住んでいた村です。


村からは周辺の美しい田園風景を見渡すことができます。


村は城壁のような塀に囲まれています。
16世紀の宗教戦争の時、新教徒の砦となり5年もの間激しい戦いが繰り広げられたそうです。


そんな悲惨な戦いの舞台だった村も、今は本当にのどかで静寂に包まれています。

メネルブの村を後にし、次なる目的地、ラコストの村を目指します。

15分ほどでラコストの村に到着。
こちらも山の上にあり、ひっそりと静まり返っていました。
村の中心には18世紀のサド侯爵の居城があります。2001年にデザイナーのピエール・カルダンによって買い取られました。


  
薄いベージュ色の家々が山の斜面に張り付くように建っていました。次はボニューの村へ。


10分ほどでボニューの村が見えて来ました。
こちらも山の斜面に村が広がっています。



ボニューの村からの眺め。
写真中央は村のシンボル、旧教会が見えます。12〜15世に建てられたロマネスクとゴシック様式が混在した、非常に特異な形をしています。


遥か向こうに、先ほど訪れたラコストの村が見えます。

映画スターや政治家の別荘も数多くあるそうです。

     
旧教会の尖塔。                     とても趣のある石造りの家々。


村を去る途中、振り返ると美しい姿を見せてくれました。
次なる目的地はルールマランの村です。


D36号線とD946号線を通って、ルールマランの村を目指します。

15分ほどでルールマランの村に到着。
「フランスの最も美しい村」に登録されています。

オリーブや果樹園に囲まれた村で、カミュ終焉の地です。

村のはずれには、16世紀建造のイタリア様式のお城がありました。
現在では、若い芸術家や作家などのための、展覧会コンサートなどが催されているそうです。


ルールマランの村を後にし、今度はアンスイの村を訪れます。

D37号線を使ってアンスイの村へ。
今回訪れるリュベロン地方の村で一番遠い村です。ルールマランからは約10q離れています。



午後2時50分、アンスイの村が見えて来ました。
この村も「フランスの最も美しい村」に登録されています。


つづく



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