AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス南半分を走る!【12】

   ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅  (2014年9〜10月)

前頁からの続きです。
エクス=アン=プロヴァンスを出発して、サロン・ド・プロヴァンスに立ち寄った後、現在風光明媚なリュベロン地方を走っています。メネルブの村から始まったリュベロン巡りは、ラコスト、ボニュー、ルールマラン、アンスイと続いています。どの村もとてものどかで美しい村ばかりです。「フランスの最も美しい村」に登録されている村もいくつかあります。半日でできるだけ多くの村を訪れたいと思います。それでは本日の後半です。



 13日目 エクス=アン=プロヴァンス〜サロン・ド・プロヴァンス〜
       メネルブ〜ラコスト〜ボニュー〜ルールマラン〜アンスイ〜
       ジュリアン橋〜ルシヨン〜ゴルド〜セナンク修道院〜
       アヴィニョン (つづき)



午後2時50分、アンスイの村に到着しました。

この村も「フランスの最も美しい村」に登録されていますが、リュベロン地方の端にありますので、あまり観光客も訪れず、ひっそりとしていて、ありのままのプロヴァンスを感じることができるそうです。村はデュランスの美しい谷と丘にひっそりと佇んでいました。





     
細い路地を入って行くと・・・。             静寂に包まれた村。

     
村の教会。                        美しい装飾が施された祭壇。

  
聖母子像と教会の内部。小さな教会ですが、とても厳かな雰囲気に包まれていました。


村の一番高いところにお城が建っていました。
元々は要塞だったそうですが、10世紀にこの土地の領主、サブラン家が居住していたそうです。
17世紀にはルネサンス様式の美しいファサードが増築され、現在の姿となったそうです。


柔らかなイエローの壁と薄茶色の屋根が、とても優しく心地よい印象を与えていました。

午後3時15分、アンスイの村を後にし、ルシヨンの村を目指します。D56号線をキュキュロン方面へ。

キュキュロンという村の名前が可愛らしいのでちょっと立ち寄ってみましたが、特に何もない村でした・・・。

キュキュロンからルシヨンの村へ。


今度はD3号線に入って、ルシヨン方向へ。
おおおっ!ジュリアン橋の標識が出ています。ちょっと寄ってみましょう。


午後4時前、ジュリアン橋に到着。
この橋は紀元前3世紀に作られ、この街道はローマ時代はイタリアとスペインを結んでいたそうです。つまり何と2300年間も変わらない姿なのだそうです。


  
今、2300年前からある街道を走っているんですね。本当に凄い歴史を感じます。


のどかなブドウ畑を両脇に見ながら安全運転で、一路ルシヨンの村へ。


ジュリアン橋から、わずか5分ほどでルシヨンの村に到着しました。
この村も「フランスの最も美しい村」に登録されています。


お〜!これは凄い!村の家々はすべて赤い色の壁で覆われています。まさに、「赤い村」です。
実はこの村のオークルという黄色顔料の原料となる土で作られているそうです。
このオークルという顔料は、何とローマ時代から採掘されていたそうです。



  
どの家も赤い色をしていました。                   崖の色も赤。



微妙にニュアンスの違う様々な赤で彩られた、奇跡的に美しい村でした。

ルシヨンの村を後にし、次はリュベロン地方の村で最も有名なゴルドを目指します。


午後5時、ついにゴルドの村に到達しました。まさに息をのむような光景です。



村の側面からの撮影。

山の頂上にお城があり、石造りの家々が山肌にらせん状に展開している姿は圧巻です。
リュベロン地方で最も観光地化された村だそうです。









ゴルドの村に入って来ました。
想像以上に大きな要塞が建っていました。


このあたりが村の中心です。
ロータリーのようになっていました。


     
堅牢な石造りの家々。                   路地裏にも風情がありました。

      
山の上に村がありますので、眺めは最高です。     石畳の坂道と石垣。

       
頂上の要塞。                         風情のある石造りの村。

      
お土産屋さんも今までで一番多かったです。      これからセナンク修道院へ。



さようならゴルドの村。振り返ると幻想的な村の姿が・・・。

ゴルドの村に別れを告げ、午後6時、リュベロン地方最後の訪問地、セナンク修道院にやって来ました。ゴルドの村から約4qです。

1148年の建造で、清貧、質素をモットーとするシトー会の修道院です。ロマネスク様式の質素な佇まいでした。
この修道院はラベンダーが一面に咲き乱れ、鮮やかな紫色のカーペットを敷き詰めたような光景で有名ですが、今は9月ですのでラベンダーは咲いていません。


午後6時半、リュベロン地方の訪問予定の村々をすべて訪れ、あとは今日の宿泊地、アヴィニョンの街までひと走り。

いよいよリュベロン地方ともお別れです。
本当に美しい村々でした。風光明媚な南仏プロヴァンスの神髄を堪能しました。


日が暮れるまでにアヴィニョンの街に着きたいので、高速道路A7号線を使います。

そろそろアヴィニョンの出口が近づいてきました。


午後7時15分、ついに今日の宿泊地、アヴィニョンの街に到達しました。
夕日に照らされた世界遺産・アヴィニョンの歴史地区が見えて来ました。



旧市街地は城壁に囲まれていました。
今回のフランス南半分の旅で、初めての世界遺産です。


崖と城壁が一体となり、車はその下のトンネルを通るようになっていました。


ローヌ川の対岸からアヴィニョン教皇庁宮殿とノートルダム・デ・ドン大聖堂を望む。

こちらはサン・ベネゼ橋。
1185年完成で、有名な童謡「輪になって踊れ」の舞台です。
戦争やローヌ川の氾濫などで破壊されては修復されてきましたが、17世紀以降、修復は中止され現在の姿になっているそうです。


ホテルにチェックインし、すぐさま夜の街歩きを・・・。

旧市街地の中心、時計台広場までやって来ました。
写真中央に時計台が見えます。


夜9時、とりあえずこの辺りで夕食を・・・。
時計台広場にはたくさんのオープン・エアーのレストランがありました。

何やら人の行列ができていましたが、映画館のようです。

  
ライトアップされた教皇庁宮殿。                    こちらはノートルダム・デ・ドン大聖堂。


時計台広場には市庁舎が建っていました、
壮麗な造りの市庁舎。



こちらは同じ時計台広場に建つオペラ劇場。

明日もアヴィニョンの街を中心にプロヴァンス地方の町々を巡ります。

つづく








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