AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス南半分を走る!【13】

   ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅  (2014年9〜10月)

リュベロン地方を巡った後、プロヴァンス地方の世界遺産の街、アヴィニョンに滞在しています。この街に連泊して今日はタラスコン、アルル、モンマジュール修道院、レ・ボー・ド・プロヴァンス、サン=レミ・ド・プロヴァンス、ボーケール、ガール橋など近郊の町々と名所を訪れたいと思います。今日も盛りだくさんですが、世界遺産と「フランスの最も美しい村」に登録されている村にも必ず立ち寄ってきます。それでは今日も安全運転で!


 14日目 アヴィニョン〜タラスコン〜アルル〜モンマジュール修道院〜
       レ・ボー・ド・プロヴァンス〜サン=レミ・ド・プロヴァンス〜
       ボーケール〜ガール橋〜アヴィニョン


朝9時、アヴィニョンのホテルを出発。ローヌ川沿いの道D2号線を南下し、ローヌ川を渡り、ブルボンの村付近でなぜかD35号線が通行止めになっており、かなり迂回させられました。
朝10時20分、タラスコンの町の東の端に到着。





タラスコンの堅牢な城門が見えて来ました。
中世の面影を残す、怪物タラスクの伝説で有名な町です。
この町は後でもう一度通ることになります。


最初の予定では、レ・ボー・ド・プロヴァンス、サン=レミ・ド・プロヴァンス、アルルという順に周る予定でしたが、途中の村で警察が通行止めにして、またまた迂回させられましたので、急遽予定を変更し、アルルの方を先に訪れることにします。いやはや今日は迂回が多いですね。
道順をあらかじめすべて暗記して、地図やナビなどはありませんので、予定が狂うとちょっと嫌になっちゃいます。


でも、それが旅というものですよね。
朝10時半、ついにアルルの町に入って来ました。


  
アルルの玄関、カヴァルリ門が見えて来ました。この町は古代ローマ時代から栄えてきました。


アルルの中心、レピブリック広場にやって来ました。右の建物はサン・トロフィーム教会、左は市庁舎となっています。

旧市街地の通りには様々な露店が出て、かなり大がかりな市場ができており、大変な人で賑わっていました。
あいにくお天気はいまいち・・・。
あ、そういえば今日は土曜日でしたね。


  
比較的小さな町ですが、見どころはとても多い町です。プロヴァンスを代表する観光地です。

ローマ時代に建造されたアルルのシンボル、円形闘技場。
2万人もの観客を収容でき、直径136mでフランスで最も大きい闘技場です。



こちらは円形闘技場のすぐ隣にある、古代劇場。
紀元前1世紀に建てられ、収容人数は1万人。
現在でもコンサートやオペラなど様々な催し物が開かれている現役の劇場です。
アルルはこれらのローマ時代の遺跡とサン・トロフィーム教会などのロマネスク様式の教会が世界遺産に登録され、且つ町全体が別の世界遺産に二重登録されています。

詳細はAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら


アルルの町を後にして、フォンヴィエイユ方面に進路を取ります。D17号線を北東へ。
大昔はこの辺りはデルタ地帯だったそうです。


12時40分、モンマジュール修道院に到着。
城塞のようなとても堅牢な建造物で、中世の時代にはこの地方最大の修道院でした。ロマネスク様式の集大成とも言われています。
アルルに来る途中にも遠くからその荘厳な姿を目撃することができました。
現在では誰もいなく、ひっそりと静まり返っています。



モンマジュールの修道院を訪れた後は、一路レ・ボー・ド・プロヴァンスへと向かいます。

あああっ!何やら巨大な奇岩が姿を現しました!


午後1時過ぎ、10分ほどでレ・ボー・ド・プロヴァンスに到着。この村も「フランスの最も美しい村」に認定されています。


山を登って村の入り口付近に到達。
断崖絶壁のある岩山に村はありました。


  
小さな博物館やギャラリー、可愛らしいお土産屋さんが連なる村の通り。

アルピーユ山脈の白い岩山に、難攻不落と言われた山城を中心に村が広がり、中世の時代には華やかな宮廷文化が花開いたそうです。

そんな話も今は昔。現在ではたった250人の村人がひっそりと暮らしており、訪れる観光客を温かく迎え入れています。

     
16世紀ルネサンス様式の石造りの建物が並んでいます。通りからは城塞が見えます。


サン=ヴァンサン教会のテラスからの眺め。
かなり高台にありますので、周辺の絶景を楽しむことができました。




レ・ボー・ド・プロヴァンスの村と「地獄の谷」と呼ばれる周辺の景色。


午後1時半過ぎ、レ・ボー・ド・プロヴァンスの村に別れを告げ、今度はサン=レミ・ド・プロヴァンスへと向かいます。
D27のA号線を南東へ。そのあと、D5号線を左にに曲がって北上します。


D5号線を北上して、サン=レミ・ド・プロヴァンスへ。アルピーユ山脈を縦断する形になります。

アルピーユ山脈の白い岩山が連なっています。かなり雄大な風景が続いていました。


アルピーユ山脈を越えると、美しいプラタナスの並木道が続いていました。この道を下って行くと、サン=レミ・ド・プロヴァンスの町に到着するはずです。

サン=レミ・ド・プロヴァンスの町に入る手前に、ローマ時代の遺跡が立っていました。
左がアウグストゥス帝の二人の孫にささげられたという霊廟。右が凱旋門で、紀元前49年のマルセイユ陥落の様子が描かれた彫刻があります。
どちらも繊細で素晴らしい彫刻が施されていました。


午後2時20分、サン=レミ・ド・プロヴァンスの町に入って来ました。
あのノストラダムスの生まれた町です。またゴッホが1889年に精神病院に入院していた場所でもあります。


町の中心にあるサン=マルタン教会。

     
ノストラダムスの生家。1503年12月14日、彼はこの家で生まれました。内部は非公開です。


趣のある遊歩道が続いていました。
この辺でランチをとり、午後2時45分、サン=レミ・ド・プロヴァンスの町を出発。



  
先ほど来たタラスコンに戻って来ました。町のシンボル、タラスコン城とサント=マルト教会。


ローヌ川を挟んでタラスコンの対岸の町、ボーケールにやって来ました。大きな橋を渡ってすぐでした。
ハーバーのような場所があり、たくさんのボートが停泊していましたが、ここは海はありませんのでローヌ川の川下りでもするのでしょうか?

ここだけの話ですがローヌ川を渡るとそこはプロヴァンス地方ではなく、ラングドック=ルシヨン地域圏です。

D986L号線を走ってガール橋に向かいます。すでに看板が出ていました。
ガール橋もラングドック=ルシヨン地域圏です。


ボーケールの町からガール橋まで20qほどです。


午後3時45分、ついに世界遺産ガール橋にやって来ました。
さすがに駐車場も広い。


紀元1世紀中頃、ローマ時代に建設されたガルドン川に架かる3層のアーチを持つ巨大な橋です。全長275m、高さ48m、最大6トンもある巨石を積み上げて建造されました。水平に見えますがわずかに勾配が付けられ水を流していたそうです。ローマ人の土木技術のすごさを見せつけられる驚異的な橋でした。
詳細はAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら


ガール橋を訪れた後は、昨日からの宿泊地、アヴィニョンへ戻ります。

N100号線を通ってアヴィニョンへ。今日もとても充実した旅でした。
前のワゴン車は何が使用料・1時間当たり18ユーロなんでしょうか?


午後4時40分、ついにアヴィニョンに帰って来ました。旧市街地を取り囲む城壁が温かく迎えてくれました。

到着するとすぐに、世界遺産に指定されているアヴィニョンの旧市街地を探索。
この街最大の見どころである教皇庁宮殿。

詳細はAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら


中庭から塔を眺める。
内部は撮影禁止でした。


     
12世紀建造のノートルダム・デ・ドン大聖堂の黄金のマリア像とキリスト像。



豊かなローヌの川の流れに身を任せ、夕暮れ時のアヴィニョン歴史地区を眺めながらゆったりと散策。
明日はいよいよプロヴァンス地方に別れを告げ、ローヌ=アルプ地域圏へ参ります。


つづく


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