AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス南半分を走る!【14】

   ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅  (2014年9〜10月)

昨日今日とアヴィニョンに2連泊しプロヴァンス地方巡りを堪能しました。今日は世界遺産のオランジュ、モルナを訪れた後、いよいよプロヴァンス地方に別れを告げ、「フランスの最も美しい村」に指定されているエゲーズの村に立ち寄り、ローヌ=アルプ地域圏に突入し、今年新しく世界遺産に登録されたショーヴェ渓谷、そして今日の宿泊地、これまた世界遺産のリヨンまで行きます。これから険しい山岳地帯や急な下り坂の渓谷を走ることになります。それではシートベルトをしっかり締めて、今日も安全運転で!


 15日目 アヴィニョン〜オランジュ〜モルナ〜
       エゲーズ〜ショーヴェ洞窟〜リヨン


早朝、アヴィニョンのホテルのバルコニーからはローヌ川が朝もやに霞んでいるのが見えました。










朝9時、ホテルを出発して、オランジェの町を目指します。
今日でプロヴァンス地方ともお別れです。


D780号線を北へ。
まだ少し朝もやが残っていましたが、今日もいいお天気になるそうです。


朝9時40分、オランジュの町に到着。
現在はとても小さな町ですが、ローマ時代にはこの地方の重要な町だったそうです。


いきなり町の真ん中に世界遺産のローマ時代の劇場に遭遇しました。
紀元前1世紀の建造で、世界で最も保存状態の良いローマ遺跡と言われています。


とりあえず中に入り、その巨大さを実感。
舞台正面には全身のアウグストゥスの彫刻が立っていました。
音響効果も素晴らしく、現在でも使用され、クラシック、オペラ、演劇、さらにはロックのコンサートに至るまで、様々なジャンルのコンサートが催されているそうです。


町のメイン・ストリート、凱旋門通りを北上して、これまたローマ時代の凱旋門へ向かいます。
オランジュの街路樹も綺麗で、町自体もなかなか美しいところでした。


古代劇場からほんの5分ほどで、凱旋門に到着しました。紀元前20年頃の建造で、非常に繊細な彫刻が施されていました。
先ほどの古代劇場とこの凱旋門はともに世界遺産に登録されています。
詳しくはAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら



オランジュの町を後にし、国道7号線を北上、ヴァランス方面へ。

あああっ!あんなところにお城があああ!!
午前11時、国道7号線を北上していたら、遥か前方の山の上に古城が立っているのが見えました。


町の背後に断崖絶壁が迫っていて、その上に何やらお城のようなものが立っています。
いったい何だろうと思い、急遽車を降りて見知らぬ町を探検。


この町はモルナという名前で、オランジュからほんの10qほど北に行ったところにある、中世からの小さな町です。
断崖絶壁と古い町並みがとても美しく、しばし見とれてしまいました。



町を適当に歩いていると、何やら中世の音楽が聞こえてきました。
町の小さな通りで、中世のお祭りをやっていました。町の人々は中世の衣装を身にまとい、様々なイベントを催して、とても賑やかでした。道にはワラが敷き詰められていて、周りの建物も雰囲気は満点。


こちらは中世の音楽隊の方々。
とても素晴らしい演奏でしばし聞き入ってしまいました。



こちらは鍛冶屋さんの製鉄の実演。


なんと、中世のお料理の実演までありました。お菓子を作っていらっしゃるのでしょうか?

こちらは手芸の実演。
町の人々も訪れたお客さんも、皆さん思い思いに楽しんでいらっしゃいました。
偶然出くわした中世のお祭りと美しい町。なんだかとても得した気分でした。この地方最後の訪問地で、思いがけない「プロヴァンスからの贈り物」となりました。


モルナの町を後にし、国道7号線をさらに北上、モンドラゴンの町を通過して、国道86号線に乗り換え、ローヌ川を超えると、いったんラングドック=ルシヨン地域圏に入ります。

ローヌ川を超えるとポン=サン=テスプリの町に入ります。
ここからはラングドック=ルシヨン地域圏です。


何故いったんのこの地域に入ったかと言うと、この近くに「フランスの最も美しい村」に登録されている村があるからです。
念のために、例の看板を撮影。


午後12時20分、「フランスの最も美しい村」に認定されているエゲーズの村に到着しました。

中世を感じさせる、風格のある堅牢な造りの建物。


     
村の教会。                        教会内部のステンドグラス。


教会の祭壇部分。
とても素朴な温かみのある教会でした。


     
ひっそりと静まり返った村を散策。石畳の狭い路地と石造りの家が歴史を感じさせています。


村の裏手の方へ歩いて行くと、アルデーシュ川が流れていて、その向こうは渓谷のようになっていて見晴らしが良かったです。


ブドウ畑と標識。
D901号線を左に曲がり、すぐさまD141号線を走ってアルデーシュ川を超えると、そこはローヌ=アルプ地域圏です。


  
アルデーシュ川に架かるこの橋を渡ると、ついにローヌ=アルプ地域圏に入ります。

アルデーシュ川を越えて、ついにローヌ=アルプ地域圏にやって来ました。
この地方最初の訪問地、サン=マルタン=ダルデシュからはローヌ川を挟んで対岸の高台に、先ほど訪れたエゲーズの村が見えました。
先ほど村から見えた渓谷の風景はこちら側だったんですね。


これからアルデーシュ川に沿って、D290号線をどんどん山奥へ入って行きます。
標識には「洞窟」の行き先が多く出るようになってきました・・・。



D290号線をヴァロン=ポン=ダルク方面にどんどん進んで行くと、荒々しい山肌を見せたダイナミックな光景が展開していました。

これまで穏やかな風景の中を走ってきましたが、それとは対照的な光景です。


午後1時50分、ついにショーヴェ洞窟のあるキャンプ場にやって来ました。
ショーヴェ洞窟は約3万2000年前にネアンデルタール人が描いた洞窟壁画があり、今年2014年に新たに世界遺産に登録されました。現存する人類世界最古の絵画です。
詳しくはAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら

ショーヴェ洞窟内は立ち入り禁止で、来年2015年にこの付近にレプリカ施設が完成しますので、見学はそちらの方で。
アルデーシュ川に架かる自然の橋。


ショーヴェ洞窟を後にして、これからいよいよ今日の宿泊地、リヨンを目指します。
ガソリンが残り少なくなってきて、ちょっとやばい・・・。こんなところにガソリン・スタンドなんかありません。下り坂はニュートラルでガソリンを節約しながら、道に迷わないように・・・。
山道を走ること1時間ほど・・・。


  
山を下りてヴィヴィエの町に到達しました。             高速道路A7号線を使います。


何とかガソリン補給を済ませ再出発。
ガス欠、まじでやばかったです・・・。山岳地域に入るときはガソリンを満タンにしておいたほうがいいですね。反省。
ヴィヴィエの町の中心にあるロータリーで、D86からD86のI号線を右に曲がって、ローヌ川を越えます。


ローヌ川を超えると、マラタヴェルヌという町があり、高速道路A7号線の入り口があります。

A7、別名ソレイユ高速道路を北上。リヨンの街を目指して一直線。先ほどの山道から来ると、天国のような快適な走りです。

午後4時半、サービスエリアで休憩。
突如雨が降り始めたかと思ったらすぐに止み、綺麗な虹が出現しました。


リヨンの街を目指して快調に飛ばしています。ただしスピードの出しすぎには気を付けて。あくまでも安全運転で。

いよいよリヨンの街が見えて来ました。


午後6時15分、ついにリヨンの街に到達。
さすがはパリに次ぐフランス第二の大都市、なかなか斬新なデザインの建物が多く見受けられました。


ホテルにチェックイン後、すぐに街歩きを・・・。
ソーヌ川に架かるサン=ジョルジュ橋を渡って、旧市街地へ。
リヨンの旧市街地は世界遺産に登録されています。
詳しくはAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら



ソーヌ川とリヨンの街並み。


  
旧市街地のビストロ街。この辺りで夕食を。リヨンは食の街として有名です。


  
夜10時、ソーヌ川沿いを散策。フルヴィエールの丘の上にライトアップされたノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ大聖堂が見えます。
明日も午前中リヨンの街歩きをして、オーヴェルニュ地方のル・ピュイ=アン=ヴレイまで参ります。


つづく


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