AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス南半分を走る!【18】

   ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅  (2014年9〜10月)

アルビの朝です。ル・ピュイ=アン=ヴレイから中央山塊を縦断し、コースとセヴェンヌ地方を訪れ、ミヨーの橋を渡ってアルビの街にやって来ました。今日は午前中アルビの街歩きをして、午後からこれまた世界遺産の街カルカッソンヌへ向かいます。またカルカッソンヌの周辺にある世界遺産のミディ運河にも立ち寄りたいと思います。


 18日目 アルビ〜ミディ運河〜カルカッソンヌ


タルン川の対岸からヴュー橋、アルビ旧市街、そしてサント=セシル大聖堂を望む。

朝8時半、街歩きを開始。
今日はタルン川沿いの旧市街地を歩いてみます。サント=セシル大聖堂はどこからでもよく見えます。

11世紀に造られたヴュー橋と対岸の街並み。
どこもかしこもレンガ色・・・。
川の色までレンガ色です。

ヴュー橋から1944年8月22日橋を望む。

タルン川の対岸から旧市街地区を望む。

この街にも城壁が残っています。
中世の時代にこの地を中心に流行したカタリ派はローマ教会から異端とされ、1208年、アルビジョア十字軍が派遣され、徹底的に殲滅されました。
以降、この街はローマから派遣された大司教が絶対的に支配する街となったのです。
そういうわけでこのようなレンガ色の重苦しい雰囲気がするのでしょうか。

  
中世から続く旧市街地の民家もレンガ色で統一されています。とても特異な雰囲気です。

ロートレック美術館(ベルビー宮)側からサント=セシル大聖堂を見上げる。
とにかく巨大な大聖堂で、当時の大司教の威厳を見せつけるかのようなたたずまいでした。
ロートレック美術館はもともと13世紀に建てられた大司教の館だったそうです。
詳しくはAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら

朝10時半、アルビの街を出発。
カストルを経由して一般道でカルカッソンヌまで行こうと思いましたが・・・。

間違えて高速道路A68に乗り、いったんトゥールーズ方面へ。

トゥールーズが近づいてきました。
大回りをする形となり、距離はちょっと長くなりますが、まあ、時間的には短縮されます。


トゥールーズで左方向のA61号線に乗り換え、一路、カルカッソンヌへ。
おおお〜〜!!バルセロナの表示が出てきました。スペインも近くなってきていますね。確か2週間ほど前は、イタリア国境を走っていましたね。
随分と遠くへ来たものです!

午後12時15分、トゥールーズを過ぎてしばらく行ったところで、高速道路のサービスエリアでランチ休憩。
何とそこにはいきなり世界遺産のミディ運河がありました。まあ、もっとも知っていましたが・・・。


ミディ運河はトゥールーズ〜カルカッソンヌ間でちょくちょく出くわしました。


フランス南西部の街の名前が多くなってきました。バルセロナへも通じています。
カルカッソンヌ・サントルの文字が。ここで高速道路を降ります。

まさに、見とれてしまうぐらい素晴らしく美しい標識。親切すぎるぐらいで、至れり尽くせりですね。

午後1時45分、ついにカルカッソンヌの街に入って来ました。


うひょおお〜〜!つ、つ、ついにキタあああ!オード川から世界遺産カルカッソンヌ旧市街地シテを望む。

  
車を止めて、高鳴る心を抑えてシテを目指して歩きます。   城壁が見えて来ました。

ついにシテのある丘に登って来ました。


城壁は二重になっており、かなり高いです。
13世紀のアルビジョア十字軍の拠点ともなっていました。

正面入り口にあたる、ナルボンヌ門をくぐって、いよいよシテ内部へ。

     
かなり堅牢な門ですね。これならそう簡単には侵入できそうにもありませんね。

     
シテは細い通りが続き、お土産屋さんやカフェなどが連なっていました。

中世の音楽隊。とても賑やかでした。


     
11世紀に建てられた、サン=ナゼール=バジリカ大聖堂と内部。ステンドグラスは13〜14世紀建造。

とても趣のある街角が多く、中世の雰囲気があちらこちらで感じることができました。

     
城壁に沿って歩いていると、中世にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。

     
堅牢な城壁を持つカルカッソンヌのシテは、長い歴史の中で難攻不落とと言われてきました。

シテの内部にある、コンタル城へ。
11〜13世紀の建造で、コンタル城は言うなれば、天守閣のようなものです。

  
コンタル城内部には当時の様々な遺品や芸術品が展示されていました。

コンタル城から見た城壁。
各所に櫓があり、敵を監視していました。

城壁は歩けるようになっていて、街を見渡すことができました。

  
コンタル城入り口付近。                        城壁を歩いて当時の雰囲気に浸ります。

  
コンタル城の中庭に当たる部分。                   とても見晴らしがよかったです。

コンタル城を出て、またまた街歩きを・・・。

どの建物も非常に堅牢で、かなり高いです。
まさに難攻不落というのが実感できました。

これからシテを出て、今度は城外の下町に当たるバスティード・サン・ルイ地区のほうへ行ってみます。

シテの丘を下りてすぐの、トリヴァル通り。
この通りにあるアパートが今日の宿泊場所です。アパートのマダムは4時ごろいるそうなので、そろそろチェックインをしに行きます。


街角にさりげなく、中世の雰囲気のする壁画が描かれてありました。

午後4時20分、カルッカソンヌ駅まで行き、世界遺産ミディ運河を見学。

カルカッソンヌ郊外にも行き、高低差のある運河を水門を使って水位を調節し、ボートが航行する様子の一部始終を目撃することができました。
詳しくはAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら

夜8時半ぐらいから夜の部の街歩きを再開。
またまたシテの丘にやって来ました。

城壁もライトアップされていました。

  
夜のナルボンヌ門。                          昼とはまた違った雰囲気。

シテの内部は夜遅くまでレストランやバーなどが開いていて、とても賑やかでした。

でも、通りを一歩入るとほとんど誰もいなく、静寂が街を包み、中世の雰囲気を感じることができました。


お〜、こちらは裏通り。もっといい雰囲気・・・。


今度はシテを出て、丘の下からライトアップされた城壁を仰ぎ見ています。


オード川から夜のカルカッソンヌのシテを望む。


カルカッソンヌの夜は更けて・・・。明日はいよいよピレネー山脈を越え、アンドラ公国へ参ります。

つづく


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