AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス南半分を走る!【19】

   ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅  (2014年9〜10月)

中世の街、世界遺産のカルカッソンヌに滞在しています。今日はいよいよピレネー山脈を越えて、アンドラ公国へ行きます。アンドラ公国は今回初めての訪問で、これで小国も含めヨーロッパのすべての国を訪れたことになります。いったいどんな国なのでしょうか?世界遺産に指定されているマデリウ=ペラフィタ=クラーロル渓谷にも立ち寄ります。それでは今日の宿泊地、アンドラ・ラ・ベリャを目指して安全運転で!


 19日目 カルカッソンヌ〜マデリウ=ペラフィタ=クラーロル渓谷〜
       アンドラ・ラ・ベリャ


朝8時半、カルカッソンヌを出発。
今日はピレネー山脈を越えて、アンドラ公国までのドライブです。


アパートのマダムが、どこまで行くのかと聞いたので、アンドラですと答えたら、びっくりしていましたが、そんなに遠いのでしょうか?

高速道路A61号線を通ってトゥールーズ方面へ。

あああっ!ミディ運河の看板が出ています。ここにもミディ運河が流れているみたいです。

おっと!アンドラの看板が出ました。
高速道路A66号線に乗り換えて、アンドラまで突っ走ります。


A66号線に乗り換えると次第に山がちな風景へと変化し始めてきました。

かなり険しい山が現れてきました。


雲が山の山頂にかかっています。お天気は上々。素晴らしい山岳地帯のドライブです。

フォワの町を超えたあたりから高速道道路が終わり、一般道を走ります。
海沿いの道でもそうでしたが、自転車の方々が結構走っていました。


どんどんピレネー山脈を上って行きます。

ピレネーの雄大な風景が展開していました。


アンドラ公国は税金がないため、ガソリンをアンドラで入れようと思ってケチっていたら、だんだんガソリンが少なくなり、非常にヤバイ状況に・・・。
こんなところでガス欠になったらTHE ENDです。


しかも、かなりの上り坂が続いていますので、通常よりも燃費が悪く、ますますヤバい状況に・・・。先日、ショーヴェ洞窟に行った時もガス欠が心配でしたが、それ以上の危険な状況です・・・。
あの時、山道は満タンで!という反省をしましたが、全く反省ができていません。
ちなみに血液型はB型です。



正午ごろ、アンドラ公国の国境にたどり着きました。入国は全くフリーで、検問はありませんが、出国は別です。
早く給油を!!


やっと着いたかと思うと、まだまだ山道は続いていて、ガソリンスタンドなどあろうはずもありません・・・。
もはやこれまでか・・・。


エル・パス・デ・ラ・カーサが見えて来ました。
国境を越えてしばらく上ると、何やらこんな山の上に大都会が開けていました。
税金がないためにフランスから買い物客が大勢訪れ、買い物天国になっていました。
この国にある商店はすべて免税です。


電化製品、ブランドもの、宝飾関係・・・。なんでもあります。
って、そんなことよりもガソリンスタンドを探さなければんりません。


ガソリンスタンドは峠の上にありました。
やっとの思で給油完了!ほっと一安心。
フランス国内ですとリッター1.6〜1.7ユーロ台でしたが、この国はさすがに1.1〜1.2ユーロ台でした。しかもセルフではなく、スタンドの人に入れてもらうやつでした。さすがに安い!!


給油をして、またまた快調に飛ばしています。
山の峠を越えて、今度は下って行き、アンドラ公国の首都、アンドラ・ラ・ベリャを目指します。


アンドラ公国に入って最初の村、ソルデウが見えてきました。
この辺はスキー・リゾートとして賑わうそうです。



フランスから来ると、明らかに建物の様子が違いますね。この国はスペインの文化圏で、スペイン語のほうがよく通じます(公用語はカタルーニャ語です)。看板も標識もスペイン語です。

この辺は冬は雪が多く、スキー場も宿泊施設も豊富にあります。むしろ冬の方が訪れる人が多いのではないでしょうか。

この地方独特の教会。世界遺産の暫定リストにも挙がっています。

午後1時半、アンドラ・ラ・ベリャの街に入る直前に山道にそれ、マデリウ=ペラフィタ=クラーロル渓谷に立ち寄ります。アンドラ・ラ・ベリャからは車でほんの10分ほどです。
ここがその入り口にある看板。世界遺産の表示はありませんでしたが・・・。


立ち寄ると簡単に書きましたが、これが意外に結構大変な山道で・・・。

山をどんどん登って行くと、ところどころに石造りの家が・・・。今はもう誰も住んではいません。

2時間ほど登り続け、やっと渓谷に集落がありました。

700年もの長い歴史の中で、この地域独特の人々の生活があったそうです。主に羊の放牧と、製鉄が盛んだったそうです。
と言うか、もうすでにヘトヘトでした。

詳しくはAOPYの世界遺産訪問報告で。
こちら


山を下りて今日の宿泊地、アンドラ・ラ・ベリャに参ります。
道路の標識もフランスのものとは明らかに違っていますね。


午後4時半、ついに、アンドラ・ラ・ベリャの街が見えて来ました。


雄大なピレネー山脈に囲まれた「秘境」・・・、と思いきや・・・。

何とこんなに都会でした。
税金がないために、とんでもない商業都市になっていました。街は近隣諸国からやって来る買い物客でごった返しています。何と年間1000万人もの観光客が押し寄せるそうです。


こんな山奥でこれだけ栄えるとは!
税金を取ることばかり考えないで、日本もこういう国を見習ったらどうでしょうか?


そう言えば、日本は今年4月に消費税を8%に上げたばかりなのに、また10%に上げるか上げないかの議論をしていますね。
いやはや、税金の無駄使いを止めずに、取ることばっかり。
消費税を上げた途端、GDPが暴落!
本末転倒ですね。
日本は官僚国家なので、経済(庶民)の安定よりも、財政(国家)の安定の方が優先されます。


ここは新宿か秋葉原か?!

いえいえ、ピレネーの秘境、アンドラです。


ここはパリかNYか?!

いえいえ、ピレネーの山奥、アンドラです。


  
ショッピング街を出て、大きな観覧車がある公園にやって来ました。お母さんと子どもたちが遊んでいる光景が微笑ましいです。


と思ったら、何やらロケットのようなものが!
いや摩天楼か?!


ここはドバイかシンガポールか?!

いえいえ、ピレネーの山奥、アンドラです。


  
実はこの建物はカルデアという、スパ&リゾート施設なんだそうです。


      
余りの突飛な意外性に、有頂天になって様々な角度から撮影してしまいました・・・。


カルデア周辺の建物も斬新なデザインですね。
アンドラ公国はEUには加盟していませんが、ユーロを使用しています。タックス・ヘイヴンの国で、多くの金融機関が存在しています。


こちらはアンドラの銀行、アンド・バンク。
ビルの壁面が鏡のようになっていて、対面のカルデアと背後の山が映し出されていました。


山と斬新な建築。
かなりアヴァンギャルドな印象ですね。


市内をヴァリラ川が流れています。ピレネー山脈からの清流の流れる音が心地良いです。

ヴァリラ川に沿って散策していると、何とあの学習塾の公文がありました。撮影はしませんでしたが、こんなところにもくもん、いくもんがありました。


夜9時、夕食を済ませて、夜の街を徘徊。レストランもかなり安かったです。

で、結局買い物はしませんでした。僕は旅行で買い物はしません。いくら免税でも。
明日は、ピレネー山脈を後にしてフランスに戻り、ミディ=ピレネー地域圏のフォワ、トゥールーズ、そしてコルド=シュル=シエルまで行きます。

つづく








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