AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス南半分を走る!【20】

   ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅  (2014年9〜10月)

標高3000m級の山々が連なる雄大なピレネー山脈の中の小国、アンドラ公国に滞在しています。不思議な不思議な国、アンドラ・・・。その実態は税金がないため、巨大お買い物パークと化していました。まぁもっとも、僕は免税でも買い物はしませんが・・・。今日はアンドラ公国に別れを告げ、再びフランスに入ります。フォワの町に立ち寄り、ミディ=ピレネー地域圏の中心都市、トゥールーズを訪れた後は、一気にコルド=シュル=シエルまで参ります。それでは今日も安全運転で、元気に走りましょう。


 20日目 アンドラ・ラ・ベリャ〜フォワ〜トゥールーズ〜
       コルド=シュル=シエル


朝9時半、ホテルを出発。
とりあえず、アンドラ公国を後にし、フランスに戻ります。



いつもの見慣れた標識とは全然違いますね。スペイン語です。

ピレネーの山道を走っていると、牛さんに遭遇しました。

いよいよ、アンドラ公国ともお別れです。

「国境」が見えて来ました。ところが・・・。
入国は何もチェックはなかったのですが、出国では税関のお兄さんとおねぇさんに止められ、かなり調べられました。車を下ろされ、スーツケースを広げられ、免税以上の品物を持っていないか、入念にチェックされました。探しても探してもアンドラで買った商品が出てこず、揚句に果ては車の下にもぐり込んで、密輸品がないかしつこくチェックされました。「お前、本当に何も買ってないのか?」と聞かれ、「買い物はしていません。」と答えると、「スキー・シーズンでもないのに、しかも

たったの1泊で、何しに行った?」と聞かれ、「世界遺産の渓谷に行きました。」、「はぁ???」、「あのねぇ、買い物だけが旅じゃあないんですよ。」、「はぁ???」、「僕は世界遺産めぐりの人なんです。」、「はぁ???」。こんな無意味な会話が15分ほど続き、税関の人たちも不思議な顔で、ようやく解放してくれました。
ど〜でもいいですけど、捕まった人たちが大勢見ている前で、ぐじゃぐじゃのスーツケースの中身を見られて、恥ずかしいじゃ〜ありませんか。

そうこう言っている間に、フランスに再入国し、アクス=レ=テルムの村を通過。
国道20号線を通ってピレネー山脈を後にします。

タラスコン=シュル=アリエージュの町を過ぎたら高速道路A66号線に乗ります。
いよいよピレネーの山々ともお別れです。


しばらく走って、途中でA66号線を降り、フォワの町に立ち寄ります。
フォワのお城が見えて来ました。

正午ごろ、フォワの町に入り、フォワ城を目指します。

     
崖に張り付いた建物。                  お城の見張り塔が見えて来ました。

中世の時代に、カタリ派の人たちが迫害され、隠れ里として歴史の闇に消えていったフォワの町。
今も地元の人々によって、カタリ派の様々な悲劇の物語が語り継がれています。


フォワの町を後にして、いよいよミディ=ピレネー地域圏の中心都市、トゥールーズに向かいます。

再び高速道路A66号線に乗って、トゥールーズまで一直線!
あくまでも安全運転で。


トゥールーズ・サントルの文字が出ました。


午後1時半、トゥールーズに入ってからいきなり、世界遺産のミディ運河が流れていました。この地域では幾度となく遭遇しましたね。

美しい並木道を走り、中心街へ。


  
サン=セルナン=バジリカ大聖堂。世界遺産の巡礼路の一部として登録されています。

  
キャピトル広場へ向かうデュ・トー通りにある、ノートルダム・デュ・トー教会。

  
トゥールーズの中心、キャピトル広場。               デュ・トー通りからセルナン大聖堂を望む。

トゥールーズはフランス第4の都会です。また、エア・バスでも有名です。


     
ジャコバン修道院。鐘楼は1298年建造。後陣の天井は「ヤシの木」と言われています。

午後3時過ぎ、トゥールーズを後にして、高速道路A68号線に乗って、アルビ方面へ。
つい先日、カルカッソンヌに行った時と逆に走っています。

次なる目的地、コルド=シュル=シエルは先日訪れたアルビから近いです。

ガヤック近郊で高速道路を降り、D922号線を走ります。
おっと!コルドの標識が出ました。
小さな村ですが、さすがは有名な観光地だけありますね。


キャユザック=シュル=ヴェールの村を通過しました。

キャユザック=シュル=ヴェールの村を過ぎたら、コルド=シュル=シエルはもうすぐです。

この辺りも、のどかな美しい風景が続いていますね。
ブドウ畑が見えます。

あああっ!!!あ、あれはああああ!!
午後4時25分、ついにコルド=シュル=シエルに到着しました。


コルド=シュル=シエルとは「天空のコルド」という意味。まさに天空の村。

     
それでは大時計門をくぐって村に入って行ってみましょう。意外にも観光客がいません・・・。

  
古い趣のある建物が、いたる所に建っていました。ところどころアーケードのようになっています。

  
木組みに漆喰の家々。                         中世を感じるたたずまい。

     
この村の博物館。                    窓辺に民族衣装を着た人形が。

  
村は13世紀に始まり、皮革、織物業で発展しました。      アトリエやギャラリーがありました。

村の頂上からの眺め。周辺ののどかな風景が一望できました。

おっ!何やら城館のような素敵な建物を発見!
シャトー・ホテルでしょうか?

  
この村は作家のカミュなど、さまざまな文化人、芸術家に愛されてきました。

  
右は村の中心にある、サン=ミッシェル教会で、村ができた13世紀の建造です。

観光シーズンには多くの観光客でごった返しますが、今日は遅い時間だからか、とても静かです。
中世の雰囲気を堪能いたしました。

夕日を浴びるコルド=シュル=シエル。

午後7時半、とりあえずコルドの村の近くにある、シャトーでもないか?ホテルにチェックイン。


今度はコルドからちょっと離れて、遠くから撮影しました。










  
夜8時半、村の頂上のレストランで夕食後、いつものように夜間徘徊を開始。

  
もう誰もいませんね。中世の雰囲気は満点です。         ほのかにライトアップされた西の門。

若干、夜遅くまでお店が開いていました。

夜10時前、そろそろホテルに帰ります。
明日はケルシー地方へ参りますが、今回の旅で最高に盛り沢山の日となります。

つづく



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