AOPY の世界遺産訪問報告
                                                         フランス旅行記
BACK  HOME  NEXT  旅の随筆表紙

快走!AOPYフランス南半分を走る!【23】

   ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅  (2014年9〜10月)

前ページからの続きです。本日は3ページ構成で、これは3ページ目です。
アキテーヌ地域圏のペリゴール地方に入り、ドルドーニュ川に沿って下流方向に走っています。このペリゴール地方はとても風光明媚な美しい風景が広がっていて、「フランスの最も美しい村」の密集地域です。ドンムを訪れた後も、「フランスの最も美しい村」が続きます。ドルドーニュ川沿いの「美しい村」4連ちゃんです。それでは今日の宿泊地、モンティニャックの町を目指して安全運転で!本日の終盤戦のスタートです。



 21日目 コルド=シュル=シエル〜ナジャック〜
       ヴィルフランシュ・ド・エルグ〜リモーニュ=アン=ケルシー〜
       サン=シウ=ラポピー〜ブジー〜カオール〜グールドン〜
       モンフォール〜ドンム〜ラ・ロック=ガジャック〜
       ベナック=エ=カズナック〜カステルノー・ラ・シャペル〜
       サルラ・ラ・カネダ〜モンティニャック (つづき)


午後4時半過ぎ、またまたドルドーニュ川を越え、D703号線を左折し、川に沿って下流方向へ。川が曲がりくねっていますので、何度も渡ることになります。


ドンムから10分ほどで、ラ・ロック=ガジャックの村に到着しました。
この村ももちろん、「フランスの最も美しい村」に登録されています。



ラ・ロック=ガジャックの村。崖に張り付くようにして村が広がっています。


茶色い崖の色と家々の壁の色が統一され、奇跡的に美しい村の景観が見渡せました。


ラ・ロック=ガジャックの村は、これまで訪れた「フランスの最も美しい村」に登録されている村の景観とは一線を画していました。


14〜15世紀の百年戦争の時代に、崖の穴を要塞として使い、穴蔵式の家を作ったことからこの村が生まれたそうです。

道路沿いの建物は、現在ではレストランやお土産物屋さんに使用されています。


  
日本人としてはどうしても、がけ崩れが起きたらど〜するんでしょう?と思ってしまいます。

  
小さなお城のような、館のような建物が、崖に張り付くように建っています。


  
道路沿いだけでなく、少し奥まったところにも古い建物が建っていました。右はマラルトリ城。


ドルドーニュの川下り。
ドルドーニュ川を行く遊覧船とマラルトリ城が中世の世界へと誘います。
マラルトリ城はかつての荘園領主の館で、現在ではシャトー・ホテルとなっています。


ラ・ロック=ガジャックの村に別れを告げ、次なる「美しい村」は、ベナック=エ=カズナックです。
すぐに丘の上にベナック城が見えて来ました。



ほんの5分ほどで、「フランスの最も美しい村」のひとつ、ベナック=エ=カズナックの村に到着。

こちらも崖沿いに村が広がっていました。ドルドーニュ川の水面にその美しい姿が映し出されていました。


  
ラ・ロック=ガジャックの村と違うところは、崖の上に古城が建っていることです。


崖の坂道を上って、ベナック城へ。
ベナック城は百年戦争の際に、フランス側の拠点となっていました。ドルドーニュ川を挟んで対岸のカステルノー城はイギリス軍の拠点で、敵対関係にありました。
当時はドルドーニュ川が英仏の国境線だったみたいです。


 
ベナック城からはドルドーニュ川が流れる美しい風景を堪能することができました。

ベナック=エ=カズナックの村を後にし、次なる「美しい村」は、カステルノー・ラ・シャペルです。
途中にも何やら古城らしき建物が・・・。


5分ほどで、カステルノー・ラ・シャペルの村に到着。
「フランスの最も美しい村」訪問は、今回の旅で何件ぐらいですかねぇ?


 
丘の上に建つ12世紀建造のカステルノー城。13世紀にはカタリ派の城主でした。


 
百年戦争の際イギリス側の拠点で、ドルドーニュ川の対岸のベナック城とは敵対関係でした。

  
村の入り口付近へやって来ました。カステルノー城は現在、中世戦争博物館になっていました。


  
カステルノー・ラ・シャペルの村を散策。小さな村ですが、とても歴史を感じました。


     
とても可愛らしい形をしたアーケードをくぐって、坂道の多い村を散策。


午後6時17分、カステルノー・ラ・シャペルの村を後にして、サルラ・ラ・カネダの町を目指します。


D57号線を来た道に戻り、またまたドルドーニュ川を渡り、D703号線を越えて直進します。

またまた違ったお城を発見!
この地方は本当に山や丘の上に古城が多く建っていました。


  
ドルドーニュ川に沿ってドライブしていたら、気球が飛んでいました。


気球に乗ってドルドーニュ川周辺地域を空から観光することもできます。空からはまた格別に美しい風景が堪能できることでしょう。
まぁ、僕は高所恐怖症なので遠慮しておきますが・・・。

可愛らしい家と気球。
何だかとてものんびりとした、微笑ましい光景ですね。


D57号線がD46号線に合流して、いよいよサルラ・ラ・カネダの町が近づいて来ました。


午後6時40分、ついにサルラ・ラ・カネダの町に入りました。


  
サルラ・ラ・カネダの旧市街地の中心、リベルテ広場。ここが一番美しい撮影スポットです。


  
中世、ルネサンス、近世と、3つの時代の建築様式が混在した奇跡的に美しい町です。

  
「町全体が博物館」と称され、世界遺産の暫定リストにも挙がっています。

  
リベルテ広場では毎週土曜日に大規模な市場が開かれ、特産のフォアグラが人気だとか。

  
こちらはいかにも中世といった感じの建物。            マルヴィル館。

  
様々な形の塔は古い町並みのアクセントになっていました。  旧サント=マリー教会。


     
威容を誇るサン=サセルド大聖堂。16〜17世紀建造で、町のいたる所から見えます。

  
詩人ラ・ボエシの生家。              黄昏時の空に綺麗な三日月が出ていました。


午後7時15分、サルラ・ラ・カネダの町に別れを告げ、D704号線を北上し、いよいよ今日の宿泊地、モンティニャックの町を目指します。

あともう少しで、本日の長い旅が終わります。一日でよくここまで来ました。今朝、コルド=シュル=シエルの町を出発したのが遠い昔のようです・・・。

午後8時15分、ホテルにチェックインしてすぐに町歩きを。
すでに夕闇が迫ってきました。綺麗な三日月が出ています。


ドルドーニュ川よりももっと北にあるヴェゼール川沿いを散策。もうお分かりでしょう。あの先史時代の洞窟壁画があるヴェゼール渓谷です。

こちらはインフォメーション・センター。
この町に宿をとったのは、もちろんラスコーの洞窟に行くためです。ラスコーはここから車で、ほんの5分ぐらいです。



モンティニャックは小さな町ですが、ラスコーやヴェゼール渓谷の観光拠点です。

よく考えたら、今日は昼も夜も何も食べていませんでした。その辺のレストランで適当に夕食を。


夜は明日のラスコー見学に思いをはせながら、夕闇の町を散策しました。

ヴェゼール川に町の灯が浮かんでいました。
今日も長い一日が終わりました。明日はラスコーを見学して、いくつかの「フランスの最も美しい村」を訪問して、レ・ゼイジー・ド・シルイユ=タヤックの町を訪れ、サン=テミリオンまで行きます。

つづく




       BACK  HOME  NEXT  旅の随筆表紙           
inserted by FC2 system