AOPY の世界遺産訪問報告
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快走!AOPYフランス南半分を走る!【3】

ニースからボルドーまで5000キロ レンタカーの旅 (2014年9〜10月)

数日間ニースに滞在した後、コート・ダジュール地方を周る旅に出かけます。モナコ、マントン、イタリア国境まで行き、折り返してカンヌへと地中海に沿ってドライブして行きます。途中、紺碧の地中海を望む美しい小さな町や村が数多く点在していました。9月中旬ですがまだまだ夏といった感じで、お天気も上々。それでは今日の宿泊地、モンテカルロを目指して安全運転で。いよいよ今日からフランス南半分を巡る旅の始まりです!


 6日目 ニース〜ヴィルフランシュ=シュル=メール〜エズ〜モナコ

朝8時半、ホテルを出発。今日もとてもいいお天気です。
最初の目的地、ヴィルフランシュ=シュル=メールの町を目指します。










ニース市街地からプロムナード・デ・ザングレを左折する際には短いトンネルを抜けます。モナコ、マントン方面の表示が出ていました。


昨日訪れたニース港を経由します。標識が至る所にありますので迷うことはありません。


カップ・ド・ニースまでやって来ました。ニース港の入り口付近と遥かニースの街を望む。

カップ・ド・ニースにはお城のような古い邸宅が数多く建っていました。どの邸宅からも地中海を望むことができることでしょう。

カップ・ド・ニースを地中海に沿って行くと、前方にヴィルフランシュ=シュル=メールの町が見えてきました。このあたりから、道路の名前は「プランセス・グラース・ド・モナコ」に変わっています。
1982年9月14日、グレース・ケリー・モナコ公妃がこの世を去った自動車転落事故の現場です。
偶然にも今日は彼女の命日です。


道の傍らには、彼女の慰霊碑が立っていました。ここから崖下は結構な高さですが、現在はガードレールが設置されています。
偶然にもフランスへ来る途中の飛行機の中でグレース・ケリーの映画をやっていました。映画の冒頭のシーンは、当時のこの道路だと思われます。


グレース・ケリーの事故現場からはヴィルフランシュ=シュル=メールの港と町を一望できました。


ヴィルフランシュ=シュル=メールの町を後にして、今度は山を登って行きます。エズの村を目指します。

エズへの標識が出ていました。どんどん山を登って行きます。


エズへの山道からはサン=ジャン=カップ=フェラが一望できました。


サン=ジャン=カップ=フェラには大富豪の豪華な別荘が数多く点在しているそうです。













地中海を真下に見ながらドライブ。


結構山の上のほうまで登ってきました。いよいよエズの村が近づいてきました。


午前10時過ぎ、ついにエズの村に到着。山の上の村と橋と地中海が見渡せる場所がありました。


     
とりあえず村を散策してみます。意外と観光客は少なくゆっくりと散策できました。

     
石造りの家々が建ち並んでいました。結構狭い坂道が多いです。

     
石造りの壁と鮮やかな花。青空と心地よい日の光。まさに天国に近い鷹の巣村です。

     
手芸品や工芸品などのお店やアトリエなども軒を連ねていました。


夏の観光シーズンは小さな村が観光客でごった返して大変ですが、9月中旬ですと比較的少ないです。午前中ですと特に少ないそうです。お天気も上々です。

木漏れ日の中のカフェでひと休み。











村の頂上の植物園から、先ほどのサン=ジャン=カップ=フェラ方向を望む。


今度は山側の方向を望んでいます。さっき通った橋が見えました。


ノートルダム受胎告知教会が見えます。
この庭園はエズの村の頂上にあり、植物園にもなっていますが、360度パノラマを堪能することができます。



ノートルダム受胎告知教会内部。
村の小さな教会ですが、内部はとても荘厳な雰囲気でした。



さようなら、エズの村。地中海を見渡せる美しい村でした。


これからモナコへ。6.2kmとは意外に近いです。あれ?下にフラゴナールの看板が見えますね。

地中海を見渡しながら、山道を一気に下って行きます。



正午過ぎ、ついにモナコ公国が見えてきました。大公宮殿のあるモナコ=ヴィル地区方向。

 
とりあえずここが一応、フランスとモナコ公国の国境です。ついにモナコ公国「入国」!

さすがに高級マンションが立ち並んでいます。これからモナコの街中へ下って行きます。

ついにコンダミーヌ地区へ入って来ました。何だか雰囲気が違いますね。

このあたりで昼食をとるお店を探します。

豪華なマンションだかオクションだか知りませんが・・・。


車を駐車場に止めて、ここのオープンテラスでランチを・・・。

ポール・ド・フォンヴィエイユ。
ランチの後は、モナコ大公宮殿の西側にあるシップ・ヤードを散策。


大公宮殿のある高台方向を望む。
モナコ発祥の地で、ロシェ(岩山)と呼ばれているそうです。











ポール・ド・フォンヴィエイユから山の手の方を仰ぎ見る。結構山が迫っているんですね。














モナコのメイン・ハーバーと申しましょうか、よく見るモナコの港まで来ました。

豪華なクルーザーが所狭しと並んでいました。


モナコの街とクルーザー。

何だかちょっとセレブすぎて、僕のような一般庶民にはなじめない街ですね。

つづく




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