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バロック建築の極致
★★★ 2008年11月訪問
感想:
訪問した時は霧に包まれて、ミステリアスな雰囲気でした。中に入ると驚くほど煌びやかな美しさに圧倒されました。人々の中には、「宗教施設である修道院や教会が絢爛豪華である必要があるのか?」とか、「心を教える所だから質素であるべきだ。」と仰る方々もいらっしゃいますが、世界の偉大な宗教家はそうは考えなかったようです。宗教を教える場だからこそ、美しく、煌びやかでなければならないと彼らは考えました。何故ならば人間は心という見えないものを、目の前に見えるものを通して見ようとするからです。それはカトリックに限らず、イスラム教や仏教などでも同じです。
アクセス:チューリッヒから電車
霧に包まれた大聖堂。 かなり巨大です。
正面部分
インテリアも必見です。 壮麗なバロック様式。
見事な内陣祭壇。 天井部分
修道院の近くで見かけた民家の飾りつけ。
大陸移動の証拠を発見?
★ 2008年11月訪問
感想:
訪問した2008年に新しく世界遺産に登録されました。大陸移動の証拠を見ることができるそうですが、観光と言うよりは学術用?グラールス・アルプスの山々が当該地域になっているとの事なので、難しいことは考えず、とりあえずクールからライヒェナウまで行ってみました。残念ながらやっぱり何だか分かりませんでした。世界遺産は理解をする事が重要なのではなく、訪れる事が重要なのです。(^^;
アクセス:クールからライヒェナウまで電車。 あとは適当に歩く。
このあたりである事は間違いありませんが・・・。
何だかよくはわかりませんが、とりあえず美しい風景でした。
美しい渓谷にひっそりと佇む、スイス最古の教会
★★★★ 2008年11月訪問
感想:
スイスの秘境、ミュスタイル谷にあります。ほんの2kmほど行けばイタリア国境があります。この街道はエンガディン=メラン・ルートエクスプレスというバスの絶景ルートの一つにもなっていて、とても美しい風景が展開しています。この地方は話者が3万人と言う、希少なロマンシュ語が話されていて、村を歩いている時にすれ違ったおばあさんに「ブナ・サイラ」とロマンシュ語であいさつされました。修道院に訪れた時は修道女達がお祈りをささげていて、とても厳かな雰囲気でした。
アクセス:サン・モリッツからツルネッツまで電車、ツルネッツからはバス。
ミュスタイルの谷にひっそりと佇んでいます。 鐘楼
質素な祭壇部分。 教会の内部
修道院の中庭
修道女の方々が来られましたので、邪魔になるといけませんのでとりあえず出ました。
裏手に回って、しつこく撮影。
周辺の景色も非常に美しいです。
恐竜の化石発見?
★ 2008年11月訪問
感想:
どう見ても普通の山ですが、恐竜の化石が出てきて世界遺産に。こちらも観光用ではなく学術用?周辺には湖が多く、景色はまあまあでした。近いうちに山の入り口にウェルカム・センターができると聞きましたので、今後はもう少しわかりやすくなると思われます。この付近はイタリア国境に近く、イタリア語圏なのでドイツ語圏のサンモリッツから来るとまったく違った国に来たような感じがします。本当にイタリアにいるみたいでした。
アクセス:ルガーノからメリデ、カポラーゴ、メンドリーソまで電車。
とりあえず、メリデの駅を降りて湖からサン・ジョルジオ山を撮影。
カポラーゴの駅を降りて撮影。
とりあえず、世界遺産であることを確認。 恐竜の化石が多く発見されたとのこと。
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