砂漠の中に忽然と姿を現したオアシス都市
アル・アインの文化財
(ハーフィート、ヒリ、ヒダ・ビン・サウード、オアシス地区群) |
★★ 2012年11月訪問
感想:
最近、ヨーロッパに行くのにも中東便が多くなっていますが、その最大のメリットは夜中に出かけて夜中に帰って来れる、というこの「こっそり」感が何とも言えません。過去にいろいろあってエミレーツ航空は二度と乗りたくない飛行機会社ですが、今回仕方なく乗ってしまいました。そもそもドバイなんて僕のような一般庶民には特に用のない街で、いつも素通りしていましたが、最近この国にも世界遺産ができたとのことでちょっと降りてみました。アル・アインは厳密にはアブダビ首長国に属しますが、ほとんどオマーンとの国境に位置しています。こんな砂漠のど真ん中にも新石器時代から人が定住していたそうで、市内には当時の住居跡やオアシス、墳墓、砦などが点在しています。レンタカーを借りるほどでもないなと思い、横着をしてタクシーをチャーターしましたが、このタクシーの運ちゃんが世界遺産の物件を知らず、非常に時間を食ってしまいました。聞けば彼はパキスタンからの出稼ぎで、ドバイでもそうですがこの国は外国からの労働者が非常に多く、自国民の数を上回っているほどです。ヒリ・ガーデンズは休みで閉まっていましたが、この運ちゃんが管理人と交渉してわざわざ開けてくれました。見学中、彼はそばにあったモスクにお祈りに行っていて、なんだか結構いい人だったみたいです。ヒリ・ガーデンズは遺跡発掘現場というよりは、遺跡のレプリカ?を展示してある公園と言ったほうが的確かもしれません。ヒリ・ガーデンズ、ヒリ・オアシス・ハーフィート山、パレスと世界遺産の物件を一通り回りましたが、彼に聞いても知る由もなく、内容があまりピンときませんでした。その日の夕方、市内にあるアル・アイン博物館を訪れ、それぞれの現場から出土された遺品を見学したり、館内にある説明書きを読むことによってより立体的に理解できました。従いまして昼に各現場を効率よく回って、その夜にでも博物館へ出かけるといった形が最も理想的と言えるのではないでしょうか。
アクセス:ドバイ国際空港(ターミナル3駅)からメトロでアル・グバイバ駅下車。駅付近にバスターミナルがあり、そこでアル・アイン行きのバスに乗る。
ヒリ地区にあるヒリ考古学公園内の古代墳墓遺跡の多分レプリカ。とりあえず世界遺産である事を確認。
ここで発掘された土器と宝飾品(アル・アイン博物館所蔵)。なかなか見ごたえがありました。
ヒリ・オアシス入口。
ヒリ・オアシス。内部には水路が整備され先進的な灌漑システムが整っていました。
ヒリ・オアシス構内にあった遺跡発掘現場。
ハーフィート山からの眺め。 ここで発掘された新石器時代の人骨。
アル・アイン・パレス・ミュージアム。この建物の前に世界遺産の看板がありましたので、とりあえず・・・。
アル・アイン・オアシス。ヒリ・オアシスとほぼ同じでした。
迫力のある雄大な自然
★★ 2009年3月訪問
感想:
サンフランシスコからバスに揺られて約4時間。アメリカらしい雄大な風景でしたが、ただそれだけ・・・。サンフランシスコから行く途中、郊外の住宅地はFOR SALEの看板が目立っていました。巨大なショッピングセンターにも寄りましたが、閑古鳥が鳴いていました。ちょうど、サブプライム・ショックの直後だったためでしょうか。こちらのほうもアメリカ資本主義の終焉の記念碑と言うことで世界遺産に登録して欲しいものです。
アクセス:サンフランシスコからバス
トンネルビュー
水はどこまでも透き通っていました。
かなりの落差がある滝。
廃墟となった5つの王朝の都
★★★ 2001年11月、2006年1月訪問
感想:
バンコクに飽きたので日帰りで行きました。ワット・プラシーサンペットの仏塔、ワット・ローカヤスターラームなど、ほとんどが廃墟で、敷地内は荒涼とした雰囲気になっていました。有名なお寺で、タイ人の友達が熱心に拝んでいて感心しましたが、よく考えたら自分も仏教徒だったなあと思い出しました・・・。あわてて僕も手を合わせました。
アクセス:バンコクからタクシーをチャーター
ヤーイ・チャイモングコン寺院 涅槃像 仏塔
ウィハーン・プラ・モンコン・ポピット
ワット・チャイワッタナラーム
日本人街跡
ほとんどが廃墟で歴史の中の栄枯盛衰を感じました。
李氏朝鮮の霊廟
★ 2009年6月訪問
感想:
トランジットが5時間ほどありましたので、空港を出てとりあえず訪問しました。余り時間が無く、詳しく見ていませんでしたので、正直言って全く印象が無いです。申し訳ございません。日本や中国の世界遺産と比べるとちょっと・・・。
アクセス:昌徳宮から走る。
宗廟
李氏朝鮮の離宮
★ 2009年6月訪問
感想:
宗廟とペアで訪問しました。こちらも大急ぎで周りましたので、全く印象が無いです・・・。申し訳ございません。
アクセス:仁川国際空港からバス
昌徳宮
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